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4日、韓国メディアによると、2日に行われた日韓首脳会談で、日韓両国は慰安婦問題解決に向けた一歩を踏み出したとの評価がある中、朝鮮人労務動員被害者の遺骨奉還問題については、一向に進展がみられない。資料写真。
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2015年11月4日、韓国・聯合ニュースによると、2日に行われた日韓首脳会談で、日韓両国は慰安婦問題解決に向けた一歩を踏み出したとの評価がある中、朝鮮人労務動員被害者の遺骨奉還問題については、一向に進展がみられない。
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日韓政府によると、日本による植民地時代に強制労働を強いられ犠牲となった朝鮮半島出身者の遺骨は2745体に上るが、奉還に向けた協議は長い間放置されている。両政府は2005年5月、遺骨に関する調査を本格的に開始。10年から遺骨奉還についての協議が始まったが、12年8月の李明博(イ・ミョンバク)前大統領の竹島訪問を機に中断された。
「日帝強占下遺族会」のキム・ジョンデ会長は、「強制労働被害者の遺族らはもう高齢だ。遺族が遺骨の奉還を求めたら、日本政府は迅速に応じなければならない」と述べた。また、「日本政府が遺骨収集に乗り出すよう、韓国政府は圧力を掛けなければならない。また、遺族を対象にDNAバンクを作るなど、対策を講じる必要がある」と主張している。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「政府が公式に確認していない遺骨がたくさんあるはず。日本政府は1日も早く遺骨収集作業を開始し、遺族らに謝罪するべき」
「この問題に関心を持たない韓国人が多いということが悲しい」
「日本との経済協力よりも大切な問題」
「日本の蛮行を世界に広めて、2度と同じ過ちが繰り返されないようにしなければならない」
「器の小さい日本政府と気の小さい韓国政府では歴史問題を解決できるわけない。民間が加わる方法はないだろうか?いつまでも過去を引きずりたくない」
「日韓首脳会談で朴大統領はこの問題に触れなかったのか?」
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