2015年10月7日、中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席はこのほど、米誌ブルームバーグ・マーケッツの「世界金融に最も影響のある50人」で2位に選ばれた。米華字メディア・多維新聞は、国際的な人物ランキングの「常連」となった習氏の「選出歴」をまとめる記事を掲載した。

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■主要国指導者のイメージ調査、「国内外の支持度」「自国民の信頼度」首位、「知名度」4位

米ハーバード大学公共政策大学院ケネディスクールが14年末に発表した「世界の指導者の認知度調査」で、習氏は「自国の指導者に対する支持度」「30カ国の回答者の10カ国の指導者に対する支持度」「自国の指導者の国内・国際事業の適切な処理に対する信頼度」でそれぞれ首位に選ばれた。「30カ国全体の知名度」では、習氏は、オバマ米大統領、プーチン露大統領、キャメロン英首相に次いで4位だった。

■「世界で最も尊敬される人物」6位

英紙タイムズが14年1月に発表した「世界で最も尊敬される人物」で、習氏は6位に選ばれた。1位は米マイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏、2位はオバマ氏、3位はプーチン氏。中国、ロシア、英国など13カ国、約1万4000人の投票で選ばれた。

■「米国の国防に影響力を持つ人物」首位

米軍事専門紙ディフェンスニュースが13年12月に発表した「米国の国防に影響力を持つ人物」で、習氏は1位となった。2位はスーザン・ライス米大統領補佐官（安全保障担当）。イランのハサン・ロウハニ大統領やエドワード・スノーデン氏もランク入りした。

■「世界で最も影響力のある夫婦」4位

米フォーブス誌の2013年版「世界で最も影響力のある夫婦」で、習氏と夫人の彭麗媛（ポン・リーユエン）氏が15組中4位に選ばれた。首位はオバマ夫妻。

■「世界で最も影響力のある100人」09年以降6回選出

習氏は、米誌タイムの「世界で最も影響力のある100人」の常連だ。09年の初選出以来、6回選ばれている。中国の国家主席就任後は、3回選出されている。（翻訳・編集/柳川）