2015年9月16日、香港紙・星島日報によると、来月1日の国慶節に香港で行われる打ち上げ花火の演出をめぐり、大会側が謝罪、内容を見直す事態となったことが分かった。中国新聞社が伝えた。

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花火は全9幕で構成されており、当初の案では第3幕で「中国抗日戦争勝利70年」をテーマに日本軍による空襲を花火で再現、効果音として空襲警報も鳴らす予定だったが、「日本軍の空襲を再現するとはもってのほか」「祝賀と言えるのか分からない」「警報の音で不安に陥れられる」などの苦情が寄せられた。

戦争を経験したことのない世代に戦争と平和の強烈な対比を感じてほしいという考えから生まれた当初案だが、大会側は第3幕のテーマを「平和」に変更、ハート型を形作る花火を打ち上げるとしている。（翻訳・編集/野谷）