「感染が怖くて友人の弔問に行くのが怖い!でも行かないと人間関係が…」=韓国MERSパニックが葬儀の慣習にも影響―韓国メディア

Record China    2015年6月16日(火) 22時17分

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16日、韓国社会を震撼(しんかん)させているMERSが現地の慣習に影響を及ぼしている。写真はソウル。

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2015年6月16日、中国新聞社は韓国メディアの報道を引用し、韓国社会を震撼(しんかん)させている中東呼吸器症候群(MERS)が現地の慣習に影響を及ぼしていると報じた。

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影響を受けたと指摘されているのが葬儀に関する慣習で、弔問を断ったり、身内で葬儀を行った後に周囲に知らせたりする遺族もいるという。「弔問に行かなければ遺族に申し訳ないと感じるし、弔問に行ったら人が大勢集まる中でMERSに感染するのが心配」という心情に対する配慮が背景にあり、ある小学校では校長の義父の葬儀に際し、「MERS拡大を防ぐため、遺族は弔問を遠慮する」という旨の通知を出している。

韓国のインターネット上でもこの問題が話題となっており、あるネットユーザーは「夫が弔問のために病院に行くと決めた。だから、病院内には入らず、入り口で香典を渡して帰って来るように説得した」とコメント。また、弔問の現場の消毒状況や熱感知器の有無を電話で問い合わせる人もおり、弔問に赴く人の数が以前に比べ約30%減ったとのデータも出ている。(翻訳・編集/野谷

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