ニューヨークを拠点に世界的な評価を受ける青少年合唱団「ニューヨーク市ヤングピープルズ・コーラス(YPC)」が、7度目となる日本公演を行います。今回の訪日は、YPCが2005年に京都で開催された世界合唱シンポジウムにアメリカ代表として参加してからちょうど20年の節目の年。
記念すべきツアーでは、軽井沢・大阪・東京に加え、能登半島・珠洲市を訪問します。
珠洲市では、「能登キッズコーラス」「珠洲児童コーラス・ティンクルベル」と共に、復興応援コンサートを開催します。
YPCは、指揮者・作曲家として世界的に活躍するフランシスコ・J・ヌニェス氏が1988年に設立。8歳から18歳の子どもたちが人種や宗教、経済的背景を超えて共に歌う場として生まれました。その優れた歌唱力と芸術性は世界各国で高く評価され、文化的にも社会経済的にも異なるバックグラウンドを持つ子どもたちにとって、YPCは合唱を学ぶ場であると同時に、多様な学校から集まった仲間との友情を育み、異なる価値観を受け入れる体験の場ともなっています。
今年のプログラムでは、日本にゆかりのある作品をはじめ、坂本龍一氏、谷川俊太郎氏への追悼の意を込めて坂本龍一氏の『Cantus Omnibus Unus』、谷川俊太郎氏が2013年にYPCの公演に寄せて綴った詩「希望」に、世界的ジャズピアニスト・秋吉敏子氏が作曲を手がけた『希望』を、演奏いたします。さらに、ガーシュウィン・メドレーや、ブラジルの伝統音楽を用いたダンスパフォーマンスも予定されています。
多文化共生と芸術教育を活動の軸に据えるYPCの歌声は、まさに“世界をつなぐ歌のちから”を体現しています。今しか聴けない、奇跡のハーモニー。ぜひご注目ください。
能登半島復興応援コンサート
音楽監督・創設者:フランシスコ・J・ヌニェス
ニューヨーク市ヤングピープルズ・コーラス(YPC)
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